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ドイツで買えるBIOキムチ!【completeorganics】のキムチを食べ比べてみました!

こんにちは、はるです!日本を始めアジアの国々のいろいろな食品がドイツでも気軽に買えるようになってきました。嬉しい限りです。先日BIOスーパーに行った際にたまたま見つけたのが「キムチ」。「発酵食品が手軽に買えるなんて!」と嬉しくなり、さっそく購入してみました!

【completeorganics】とは

completeorganicsは、2017年に創立されたオーガニック野菜の加工会社です。保存料や着色料などの添加物を使わずに、安心安全なオーガニック野菜の加工品を作っています。オーガニックに対しての意識が高く、ホームページによると「大量の砂糖や脂肪、人工添加物は作り手(業界や会社)が喜ぶものであり、消費者や環境にとってはよいことがない!」と謳っています。

どんな商品があるの?

①野菜の発酵食品

野菜を発酵させた商品がメインで、いずれも瓶詰めにされています。キムチを始め「ニンジンと生姜」「ロートビートとゴジベリー(クコの実)」「キャベツとクランベリー」「キャベツとウコン」など、ユニークな組み合わせのものもあります。

②野菜を使ったソースやペースト

野菜を使ったペースト&ソースは数種類あります。「サルサ」や「スリラッチャ」は日本でも馴染みがあると思いますが、気になったのが「ピーマンとワカメのソース」。「スパイシーでエキサイティングな味」だそうで、見かけたら食べてみようと思います!

③味噌(みそ)

発酵食品の代表でもある味噌も瓶詰めになって売られています。白味噌、赤味噌、茶味噌(?)の3種類があります。「茶味噌ってなんだろう」と思って調べてみると、「発酵期間が長く風味豊かな玄米味噌」と書いてありました。玄米味噌のことなんですね。ちなみに「miso dust」という商品もありましたが「Umami Würze(乾燥味噌を使ったうま味調味料」としか説明がなくよく分かりません。見かけたら試してみようかな?

④ショットドリンク

1つ60mLの小さな容器に入ったショットドリンクもあります。種類は3つで「ロートビート、ゴジベリーのデトックスショット」「ニンジン、姜、サフランの免疫アップショット」「キャベツ、赤キャベツ、クランベリー、カイエンの活性化ショット」です。クイっと飲み干すタイプの栄養ドリンク的な位置づけだと思われます。

このほかにも面白そうな商品があるので、気になる方は「completeorganics ホームページ」をチェックしてみてください!

 
うさこ
商品は入れ替わることもあるから気をつけてね!

どこで購入できるの?

Alnatura、Basic、VitaliaなどのさまざまなBIOスーパーで購入できます。なぜかKäferにも置いてあったりもします。店頭では全商品を取り扱っていることはないので、見つからない場合は「completeorganics ホームページ」から購入するのがおすすめです。

キムチ3種類食べ比べ

私の家の近くのBIOスーパーには「das originale Kimchi」「das neue Kimchi」「das Daikon Kimchi」の3種類が置いてあったので食べ比べてみました。食べ比べる前は「大きな差はないだろうな」なんて思っていましたが、この3種類、全く違います!選ぶ際の参考に(なるか分からないけれど)なれば嬉しいです。

①das originale Kimchi(オリジナルキムチ)

辛さ★★★★☆
酸味★★★★☆
ニンニク度★★★★★
ショウガ度★★☆☆☆

まずはオリジナルでしょうということで、das originale Kimchi を食べてみました。フタを開けた瞬間にニンニクの香りが広がります(お出かけ前は控えたほうがよいかも!)。フタを開けっぱなしにしておくと、部屋がニンニクの香りで包まれるのでご注意を!辛さよりも酸味の強さが際立っており、好き嫌いが分かれそうです。日本でよく食べるキムチを思い描いていると違いすぎてビックリするかもしれませんが、酸味好きな人にはおすすめです。ニンニク風味と酸味を生かして炒め物などの料理に使うのもありかな。食感は軟らかめです。

中身

白菜(81%)、ネギ、大根が入っており、ひと口大から細かいものまで大きさは不揃いです。調味料にはパプリカフレーク、西洋わさび、生姜、海塩、ニンニク、チリパウダー、赤ビーツパウダーなどが使われています。カロリーは100gあたり38kcalです。

②das neue Kimchi(ニューキムチ)

辛さ★★★☆☆
酸味★★★☆☆
ニンニク度★★★☆☆
ショウガ度★★★★☆

オリジナルキムチに比べて辛さも酸味もニンニクの香りも控えめで食べやすいです。口に入れるとショウガの爽やかな風味を感じました。色も赤みが少なくて控えめな印象です。ただ、こちらもやっぱり思い描いているキムチとは異なるので、「キムチ」を求めている人は物足りないと思われます。漬物的な感じ…かな?

中身

白菜(84%)、ニンジン、赤パプリカが入っており、白菜は大小さまざまですがニンジンとパプリカは千切りや細かめにカットされています。調味料は海塩、ショウガ、ニンニク、チリとシンプルです。カロリーは100gあたり33kcalです。

③das daikon Kimchi

辛さ★★★★★
酸味★★★☆☆
ニンニク度☆☆☆☆☆
ショウガ度★★★☆☆

ほかの2つに比べて辛さが強めなので★5にしていますが、激辛ではありません(個人差があるので)。ただ、辛みが苦手な人やお子さんには辛いのではないかと思います。ニンニクが使われていないのでニンニク臭がなく、お出かけ前でも安心です。さわやかなショウガの香りとほどよい酸味でごはんによくあいます。fermentierter rettich japanisch art (和風発酵大根)と書いてあり、キムチ?というよりは、辛い大根の漬物といった感じです。

中身

大根(84%)、ニンジン、赤パプリカが入っており、大根とニンジンは輪切りの薄切り、パプリカは薄切りになっています。調味料は海塩、ショウガ、チリの3つだけ!カロリーは100gあたり22kcalです。

食べ比べてみて

同じ「Kimchi」ですが、3つともそれぞれ違いがあり「こだわり」を感じました。どれが日本で食べていたキムチに一番近いかといわれると困りますが、キムチならではのニンニク&辛みを求めるならオリジナル(ただし酸味に注意!)かなと思います。個人的にはニンニクを使っていないダイコンキムチも好きです。このメーカーは体によい発酵野菜をたくさん扱っているので、少しずつ試してまたご紹介できたらなと思います!

キムチ
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